「輝け☆ぽんぽこフラッシュ!!」
たぬ子先生のキッチンからは畑が見えます。
毎年、この畑にカモシカの親子がやってきます。
ある日、2頭の子どもとお母さんカモシカが
畑を行ったり来たりしていました。
そこはジャガイモ畑なので畑一面葉っぱが生い茂っています。
葉っぱでも食べるのかな?
と思ってみていたら・・・
前足を器用に使ってお母さんが穴を掘り始めました。
子どもたちは興味津々、真剣そうに
じっ~っとお母さんの穴堀を見つめています。
カモシカは自力で餌をとる力がないと生きていけません。
餌をとる方法を教え自立させることが
カモシカの親の「子育ての目標」です。
では、人間の子育ては何が目標でしょう?
たぬ子先生は
「その子どもらしくなってほしいな」
「やりたいことやれる人になってほしいな」
「優しい人になってほしいな」
なんて、モヤっとしたことは考えていました。
どう育てたらいいのか?
を意識することはなかったように思います。
ママたちに子どもが「どんな人に育ってほしいですか?」
を聞くと
「優しい人」
「人に迷惑をかけない人」
「元気で健康」
「心が強い人」
「自分の意見を言える人」
いろいろな意見がでます。
「ではそうなるためにあなたは何をしますか?」
を聞くと
「子どもに優しくする」
「親が手本を見せる」
という意見が出ます。
ママたちはちゃんと考えているなぁって思います。
たぬ子先生は「優しい子」に育てるのが好きだけど、
「健康な子に育てる」ことをお勧めします。
心も体も健康な子に育てることで
よい人生をおくる可能性が高まるからです。
そして次の2つのメリットがあります。
心が健康な子は「自立」できます。
・生活や経済的な自立
・選択や判断力がある
・責任感がある
心が健康な子は「まわりの人たちと仲良く」できます。
・自己主張しながら相手の主張も聞ける
・折り合いをつけて協力できる
二ホンカモシカは日本の特別天然記念物です。
特別扱いされ過保護にされそうな動物ですが
自力でエサを探し自立しなければいけません。
親になれば自分の家族に献身的に貢献し続けます。
2頭の子カモシカも母カモシカに教えられたことを実践し
また同じように生きていきます。
芋ほりをしているお母さんカモシカの足は
太く逞しかったなぁ・・・
まさに「カモシカのような足?」※でした(^-^;
※「カモシカのような足」は羚羊(レイヨウ)の足のことらしいです(^^♪
私たち人間も子どもの自立のため
頑張って子育てしていきましょう!
合言葉は「輝け☆ぽんぽこフラッシュ!!」